梅雨から夏のケア その2

長峰@副館長

 

以前、5月から梅雨の時期は体内に余計な湿気がたまり不調になるという記事を書きました。具体的には身体がだるい、むくむ、食欲低下、便の状態がおかしくなる、梅雨の季節や雨の日は調子が悪いなどの症状があります。元々代謝が悪い体質だったり、冷たいもので体を冷やしたり、生ものや甘いものを取り過ぎという生活習慣が要因であることもあります。

 

今回は、体内の湿気を解消する食材をご紹介します。

 

●湿気を発散

a.利尿作用がある:きゅうりなどのウリ科、なす、トマト、緑茶、コーヒー

b.余分な水分を発散させる:生姜、ネギ、こしょうなどのスパイス

c.ストレスを緩和して気を巡らせる:しそ、セロリ、ハーブ、柑橘類など香りの良いもの

 

●胃腸の調整

d.胃腸を元気にする:いんげん豆、大豆製品など豆類、かぼちゃ、長芋

e.体をあたためる:生姜、にんにく、唐辛子、ニラ、シナモン

f.湿気を取り除く:小豆、黒豆、とうもろこし、はとむぎ茶

 

旬の食材は、その季節に合った働きをしてくれます。体が冷えると水分代謝が悪くなり胃腸の機能も低下します。体を温めて胃腸の働きを健やかに保ち、体内にたまった湿気を取り除きましょう♪